|
ごあいさつ
2003年から2005年始めにかけて「見たまま図鑑」を書いてきました。400人余のダンサー達で上演されたこれらのダンスを、見ていない人々にも伝えたい、そして見に来て欲しいという目的で続けてきました。記録係の私にとって得難い経験となりました。
振付家が作品を創る理由は、振付家の数だけあることをあらためて感じました。そしてその理由をしっかりと作品として提示する手法もいろいろありましたし、様々な段階の作者がいました。けれど、作者の創作理由に対しては誰も、何も言う必要はありません。
私は企画者であると共に振付けの現場に身を置くものでもあります。批評性を持たない私が主観を入れずに「見たまま」を言葉にすることに、限界を感じてきました。私の本来の役割…企画し、稽古下見、ゲネプロと続く共同作業の中で、現場のスタッフとしてそれぞれの作品に向き合い、観客に提示していく作業に立ち戻ろうと考えるようになりました。
面白い作品からまだ実験段階の作品まで、ノンセレクトならでは、何でもありのシアター21・フェスですが、「踊りたい」という情熱に満ちたダンスを発展させるため、今後も一層の努力をいたします。
今後の「見たまま図鑑」は写真と当日プログラムの紹介文の記載となります。そしてぜひライブの会場においで下さい。お待ちしております。
シアター21・フェスディレクター 伊藤直子
撮影:PLASTIC RAINS
※2005年後半から2006年にかけて更新が延びておりますことをお詫び申し上げます。追って載せていきますのでご了承ください。 |