レジデンス・アーティスト・プロジェクト
ダンスブリッジ
イメージの架け橋2013

「ダンスブリッジ」はコンテンポラリーダンスを通して “創造する時間”と“想像する時間“の架け橋を作ります。ダンス表現の多様性を伝え、各ダンス作品の持つ独自性を楽しむために、創作のための要素(コンセプト、物語性、テクニック等)の異なる振付作品を並べ1企画 3作品で上演します。
セッションハウス・レジデンス・アーティスト達を始め、独自性で魅了した公募作品からも選出し、ダンサー達の “からだ“が魅せる多彩な表現を伝えます。

予約はこちらから

『ダンスブリッジ』イメージの架け橋2013

2013年10月26日(土)19:00
        27日(日)14:00/18:00


今津雅晴『疾走』
出演:今津雅晴、笠井瑞丈、山田茂樹

歌川翔太&中村駿『枯葉の樹の下で』(仮題)
出演:歌川翔太、中村駿、田村悟、山口将太郎、
    三浦健太郎、長嶋樹


伊藤直子『赤い花 白い花』
出演:マドモアゼル・シネマ(相原美紀、竹之下たまみ、
佐々木さやか、佐藤郁、外園彩織)


料金:前売:3,000円 学生:2,500円 当日:3,500円
    2公演通し券:5,000円


※歌川翔太&中村駿『枯葉の樹の下で』(仮題)の出演者が
一部変更になりました。


2013年10月19日(土)19:00
        20日(日)14:00/18:00


近藤良平
『恋のバカンス』
出演: 近藤良平、中村蓉

ニナ・ディプラ
『ローザ』
出演:ニナ・ディプラ

松本大樹&アンディ・ウォン
『樹林の舞2013/vol.9』
出演:松本大樹、アンディ・ウォン


ダンスブリッジPART1は終了致しました。

ダンスブリッジ2013

作品概要

今津雅晴
『疾走』

子どものときの疾走する夢を見た、自由な空間をひたすら走る。それは狂気にも似た官能的な肌で、一枚剥いだようにヒリヒリするくらい感傷的だった、何も混ざりっけのない汗をかいた。心が体を追い越し、ついてこれない体に儚さをおぼえる、影を追い越し走りさる。確かジョルジョ・デ・キリコの絵の中にそんな絵をみた。「通りの神秘と憂鬱」、影を捕まえにいこう。

歌川翔太&中村駿
『枯葉の樹の下で』(仮題)

始まりがあれば終わりがくる。終わりがあれば始まりがくる。粋な奴らの息のうた。



伊藤直子
『赤い花 白い花』

赤い花は“生”の、白い花は“死”のイメージ。少女期の記憶と、圧倒的な忘却の時間が支えている「私たちの現在」を視覚化する。このダンスのキーワードは“花の記憶”。子どもの頃の隠れ遊びで、土に埋めたガラスの下の小さな鳥と白い花・・・。夏のひざしの中で、強烈に燃えていた赤い花・・・。ダンスは毎年日本列島に訪れる桜の季節を待つ日本人の心情を軸に展開し、亡くしたもの、見失ったものなど、一人ひとりの記憶と出来事をからめてなくした風景を創っていく。

近藤良平
『恋のバカンス』

人が旅をするのは、何らかの理由がある。冒険もあれば傷心もある。日本語で「旅」というと趣があり、「旅行」というと形式的に聞こえる。英語表記では「trip」「journey」「vacation」とこれまた味が違う。ぼくはこの「バカンス」という響きにロマンスを感じる。それにデュオという面白さ。作品の筋立てを追うのではなく、踊ることそのものを感じるデュオ作品に向かう。

ニナ・ディプラ
『ローザ』

パリを拠点に活動するギリシャ生まれのニナ・ディプラが、魂の解放を詠ったクリストフォロ・クリストフィの詩「ローザ」からインスパイアされ、世界各地を舞台にワーク・イン・プログラスで創り続けている作品を公開する。師事したピナ・バウシュへのオマージュの気持ちを籠めて活動してきた彼女は、東京の地で、仮面の奥に逃げ込もうとする自分の素顔に出会えることが出来るだろうか?

松本大樹
『樹林の舞2013/vol.9』

意識と記憶が起こすエモーション(情感)と、身体を操作し運動することで起こるエモーション。2つのエモーションの現れ方のうち、身体からアプローチして立ち上がるエモーションを編みつなげて作品を構成する。身体の生理が導き出す感情のストーリーがそこに現れる。


プロフィール
今津雅晴


今津雅晴

千葉県銚子市生まれ。モダンダンス、パントマイム、コンテンポラリーダンスを習得。本田重春、江ノ上陽一、木佐貫邦子に師事。主にneo、コンドルズ、M-laboratoryなどに参加。1999年より自主作品の制作に取りかかる。2005年、文化庁派遣在外研修員としてモントリオールに滞在。元ラ・ラ・ラ・ヒューマン・ステップスのダンサー、ルイーズ・レカヴァリエとの作品を制作、世界各地で上演し好評を博す。’08年、Company Marie Chouinardに参加。Dana Gingras(バンクーバー)、平敷秀人(在チューリッヒ)らと共同制作、国境を越えて、身体の可能性に挑戦し続けている。’12年より活動拠点を日本へ移す。セッションハウスでもワークショップ講師。

中村駿、歌川翔太


中村駿、歌川翔太

大東文化大学モダンダンス部4年生。同大ダンス部監督の馬渡照代教授に師事し、2人で創作活動に取り組む。2011年、All Japan Dance Festival in神戸で、’12年、Artistic Movement in富山でいずれも特別賞を受賞。同時に座・高円寺アワード、セッションハウスのUDC12thなどにも出演。’13年、「神楽坂ダンス学校みんなでショーイング」における近藤良平のオーディションでデュオ作品『α』が選出される。2人にしか出来ない動きの質にこだわり、視覚的に楽しめて、内容も理解しやすい作品創りを目指しているが、今回は同大学生10名による群舞作品に挑戦する。

伊藤直子


伊藤直子

マドモアゼル・シネマ主宰。1993年、結成以来、一人ひとりの記憶とカラダを創作の基としたダンス作品群を毎年数回発表。拠点劇場セッションハウスを始め、国内外の巡回公演、フェスティバル等で有機的な日本女性の動きを最前線の置いたダンスを提示、各地で好評を得る。また、セッションハウスにおけるダンス部門ディレクターとして活動。ダンサー、スタッフ、観客の視線が交錯する多様なダンスプログラムを企画、立案、ダンスの活性化に努めている。2005年、全国税理士共栄文化財団より地域文化賞を受賞。’08年、レパートリー作品『不思議な場所』の演出・振付に対し文化庁芸術祭新人賞を受賞。‘11年、ポーランドの国際フェスティバル「シュツコバニエ2011」で『不思議な場所』で観客賞受賞。‘13年7月、今回上演の『赤い花 白い花』ロングバージョンでアヴィニョン演劇祭に参加。

近藤良平
近藤 良平



ペルー、チリ、アルゼンチン育ち。横浜国立大学在学中にダンスを始める。1996年セッションハウスで「コンドルズ」を旗揚げし、国内外で公演活動を展開。NHK教育テレビ「からだであそぼ」をはじめ、ミュージカル、演劇、コンサート、CMなどジャンルを問わず活躍中。2003年に舞踊批評家協会新人賞、’05年に朝日舞台芸術賞・寺山修司賞を受賞。横浜国立大学、多摩美術大学、立教大学、桜美林大学などで非常勤講師。セッションハウスでもダンスクラス講師、「リンゴ企画」芸術監督を務めている。共演の中村蓉は、2012年にNEXTREAM21審査員特別賞、第1回セッションベスト賞、’13年に横浜ダンスコレクションEX審査員賞・シビウ国際演劇祭賞を受賞。今回の作品は、ダンストリエンナーレトーキョー2012で好評を得た作品で、故・野和田恵里花との『小さな恋のメロディ』、黒田育世との『私の恋人』に続くデュエット作品として注目されている。
ニナ・ディプラ

ニナ・ディプラ

キリシャ・テッサロニキ生まれ。1980~85年ギリシャ代表新体操
ンバー。母国でバレエを始め、仏カンヌの国立ダンス学校、独エッセンにあるピナ・バウシュの学校、フォルクヴァンク芸術大学で学ぶ。ピナ・バウシュの『春の祭典』にもダンサーとして参加。99年以降、様々な振付家や音楽家と共同して作品を上演。またピナ・バウシュのヴッパタール舞踊団でオペラ再演のアシスタントを務める。現在パリを拠点に、若手ダンサーの指導や振付を担当するとともに、仏国内外でカロリン・カールソンなど多数の振付家との共同創作やソロ作品を創作、ダンサーとしての活動も精力的に行っている。

松本大樹

松本大樹

多摩美術大学卒業。英国ラバンセンターにてディプロマ取得。1999年香港に渡る。地元ダンサー達に支えられコンテンポラリーダンスのクラスを教え始める。2002年、第38回香港学校舞踊節優等賞受賞。’05年より香港のアンディ・ウォン(王延琳)と10年間毎年新作を創作するプロジェクト「Dance Forest 樹林の舞」を始動。セッションハウスのレジデンス・アーティスト及びダンス・クラス講師。’10年文化庁の研修制度のサポートを受けてニューヨークにてリモン・テクニックを学ぶ。東洋大学、多摩美術大学、鳥取大学非常勤講師。共演のアンディ・ウォンは、香港を拠点に国内外で精力的に活動を続けている振付家・ダンサーで、1999年、2004年に香港ダンス・アウォード受賞、’07年に国家民政事務局より文化発展功労賞を受賞。今回は2人の10年プロジェクトの9年目の成果を問う作品。


関連情報
伊藤直子振付
マドモアゼル・シネマ 『赤い花・白い花』 アヴィニョン凱旋
ニナ・ディプラ ワークショップ
ピナ・バウシュのメソッドを発展させた独自のメッソドのスペシャル・クラス
セッションハウス・レジデンス・アーティスト2012松本大樹・平山素子・笠井瑞丈
昨年のレジデンス・アーティスト公演概要


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