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2008セッションハウス・レジデンス・アーティスト 「育てて、外へ。」プロジェクトが始動します。
−ダンサーたちの国際交流―

最後の固有性とあらゆる方面から注目される“からだ”。「育てて、外へ。」プロジェクトは、各人の体感を基盤にするダンス=コンテンポラリーのダンサーたちが、他者、他国、他ジャンルとさまざまな出会いとコミュニケーションを深め、ダンスを社会に根ざしていく活動です。

テーマ、テクニックがダンスの大きな価値であったモダン・ダンスの枠を拡げ、おのおのの振付家が提示する価値観を体感する楽しみが、コンテンポラリー・ダンスの大きな魅力です。2008年度は4回のレジデンス・アーティスト公演でその活動を発表し、成果を問います。

 
セッションハウス
レジデンスアーティスト’08

マルグベン・ゲルベス&ダービッド・ブランシュテッター

2人はオランダで振付方法を学んだ後、5年前から共同の振付作業を始め、2006年にベルリンを拠点とした自身のカンパニーを結成、公演活動を始める。ドイツ、オランダ、イタリア、韓国、日本(アーキ・タンツ)で作品を発表したり、ダンスを教えるなど多彩な活動を展開している。2007年、2人はドイツ・ポツダムにあるダンスのための劇場ファブリックのレジデンス・アーティストに選出され活動。2007年8月から12月にかけて韓国のソウル芸術大学に講師と招かれ、その帰途来日しセッションハウスのダンス・プログラム「遅咲き早咲きダンス花」に出演するとともに、4日間にわたるワークショップを実施.08年、セッションハウスレジデンスアーティストとして再来日する。

伊藤真喜子

島根県出身。東京にて自作の創作に加え、勝部ちこらとコンタクト・インプロビゼーションのグループ「C.I.co」を結成し、中心メンバーとして活動、セッションハウスなど各地の劇場でウイリアム・フォーサイスのカンパニーで活躍しているマイケル・シューマッハなど海外からのダンサーもまじえた数多くの公演を実施する。平成17年秋より活動の拠点をオランダに移す。現在、オランダ・アムステルダムを拠点とするマグパイ・ミュージックダンス・カンパニーに所属。平成19年度文化庁在外研修員となり研鑽を続ける。


 
セッションハウス レジデンスアーティスト公演
2008年7月19(土)19:00 20(日)15:00/19:00
『嗚呼(仮)』 杏奈
2007年「4」出品作品『Noise-act』が評価され、韓国コンテンポラリーダンス若手ホープのフェスティバル『Just Free2008』に招聘され参加、現在のコンテンポラリーダンスに燃えている韓国にあって大変好評を博しました。
『言葉の先』
鈴木ユキオ
トヨタコレオグラフィーアワード2008に次代を担う振付家として選出され最終審査会に出場するなど、現在最も注目度の高い振付家として精力的に活動を展開しています。
『17』

『Hybrid』
ホン・ヘジョン
現在エネルギー溢れる展開をしている韓国ダンス界にあって有望な若手振付家として評論家が選出するなど、韓国の若い世代のライフスタイルを現出する振付家として注目されています。
鹿島聖子
C.I.co.(コンタクト・インプロビゼーショングループ=代表:勝部ちこ)の一員として、各地の普及活動とともにコンタクト・インプロの世界的フェスティバル、『コンタクト・インプロビゼーションジャパン(CIFJ)』を実施、成果を得ています。

Ticket 前売:3000円  当日:3500円  学生:2500円

 
陰翳礼賛
〜EULOGY TO THE SHADE〜
それは身振りという世俗の美学への接近―日常に起こるふと気づかされる瞬間のいくつかを通り過ぎる、追うというシンプルな方法としては、しぐさが持つ安全性と自立性はエゴの肯定ではなく、生き生きと視覚的に』存在するということ。何か事が為されるというのは表現(express)ではなく、存在(existent)させること。私たちにとって日本人と出会う事は、効率という美学の包みに触れることである。機敏で、静かで、優雅で、他動的で、効力があり、強さと捉え難さの混合、はかなさ、思慮分別、ニュアンス、つまらないものの放棄、しぐさの音楽的連なり―これらすべてのしぐさに現れ出る精神
出演:マルグベン・ゲルベス&ダービッド・ブランシュテッター

ゲスト出演:勝部知子 鹿島聖子 JOU

特別出演:ワークショップ参加者
2008年8月2日(土)3日(日)
15:00/19:00
料金:前売¥3,000 当日\3,500

■「育てて、外へ。」
アウトリーチ ワークショップとは

アーティストとしての活動の基盤はまず継続的に作品づくりを行うことです。
しかし現状では若手ダンサー、コレオグラファーが作品を発表し続けることは経済的およびさまざまな問題から難しい状況となっています。
一方で昨今、公演と同時にワークショップが行われたり学校や地域の場でダンスを取り入れた授業や活動が増えています。ダンサーは自身が踊るだけではなくワークショップを行う力が求められるようになっています。

「育てて、外へ。」は、

作ること…作品創作
教えること…ワークショップの方法を教えあう
広めること…外部でのワークショップ実践

の3つの柱により、安定した作品創作の場とダンサーが社会へ出て行くための支援を行います。
作品を生み出す力を持つこと、そしてその力を持って社会へ出て行くことがダンスの活動の場を広げることであると考えます。

公演
毎年選出されたレジデンスアーティストは、セッションハウスにおける単独公演を行います。
劇場付きのスタッフがテクニカル・サポートをして共に作品づくりを進めていきます。制作、広報活動も補助します。
ワークショップ
研究
海外でダンスを学んだ経験を持つ者や、国内で独創的な活動を続けている「センパイ」レジデンスアーティストがリーダーとなり、「コウハイ」受講者がダンスクラスやワークショップを進行していく力をつけていくことを目指すワークショップ研究会です。
研究会を年間通して受講した方は、実際にワークショップの進行やアシスタントを務めていただく実習・実践の場を持つことを考えています。
ワークショップ
実践
《ワークショップの実践》
教育機関、地域施設などにおいて対象に応じたプログラムを組み立てワークショップを実践していきます。
《報告会・デモンストレーション》
レジデンスアーティストは年度末にショーイングおよびワークショップのデモンストレーションを行い、教育関係者、公共施設担当者などへプログラムを体験してもらう場とします。

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