渡辺一枝トークの会『福島の声を聞こう』
渡辺一枝トークの会 vol.45
13 年目の春を迎えます。漁業関係者との約束を果たさないまま、そして多くの市民の反対を無視し、また諸外国からの抗議にも耳を貸さずに汚染水は海洋放出され続けています。こうして被害は拡散されて見えにくくされて、いつしか無かったことにされていく……。どうか、忘れないでください。福島は終わっていません。福島の声を聞いてください。今回のゲストスピーカーは、いわき市の丹治杉江さんです。
ゲストスピーカー:丹治杉江さんプロフィール
956年群馬生まれ。大学卒業後、宮城県庁勤務を経て東京の映画会社
に勤務の後、いわき市で家庭を持つ。2011年の原発事故により、終の
棲家を追われ群馬県へ避難。2012年、原発事故の原因究明と適正賠償
を求めて、「原発事故損害賠償群馬訴訟」原告代表となり前橋地裁へ
提訴。2022年6月17日、最高裁は「原発事故に国の責任無し」と判決し
11年間闘った裁判は敗訴した。
2022年12月に急逝した楢葉町宝鏡寺の住職早川篤雄氏が遺した原発
と戦争を伝える「伝言館」で、翌年6月からボランティア事務局長兼
館守として福島被災の伝言活動と、また、「ALPUS 処理汚染水海洋放
出差止訴訟事務局長」として全国支援拡大の活動も進めている。
場所
セッションハウス・ガーデン
セッションハウスへのアクセス
参加費
1,500円
東京メトロ東西線
1番出口より徒歩約1分