ダンスブリッジ2025 空は繋がっている プレスリリース2

ダンスブリッジ2025 空は繋がっている

 

ー身体ひとつで語れることが、まだこんなにあるー

 

2025年秋より、東京・神楽坂セッションハウスにて、ダンスによる国際交流プロジェクト
『ダンスブリッジ2025 空は繋がっている』 が始動しています。

 

空を見上げると、そこに境界線はなく、雲は自由に流れています。
しかしこの空の下には、分断や紛争に苦しむ現実の世界があります。

 

「ダンスブリッジ2025 空は繋がっている」は、ダンスを通して異なる文化背景を知り、
多様な感情や価値観を共有することで、“寛容であること”を模索し、
現代社会における共生を探求します。

 

活動内容として、
@ 韓国・日本・アメリカという「異なる文化背景」を持つダンス作品の提示
A 日本のダンサー4組による「笑いという感情」に焦点をあてた作品の提示を行います。

 

コンテンポラリーダンスを共通言語として活動する異なる文化圏のダンサーたちが、人間の感情をダンスの根源に置き、ダンスの持つ多様性と寛容性を作品として提案していきます。

 

【第2弾】笑いに焦点をあてて

 

2025年
12月6日(土)19:00
12月7日(日)13:00/17:00

 

『東京パレード』振付・出演:笠井瑞丈、伊藤千枝子
『シスター』振付:望月崇博 出演:望月崇博・竹内春香
『アイコニック』振付・出演:岡本優・北尾亘
『1mmのポリシー』振付:大西彩瑛 出演:大西彩瑛・村井玲美・田花遥

 

日々殺伐としたニュースがあふれる現在、観客と共に笑いを分かち合い、
安心感や共感を生み出す瞬間を共有したい。
コンテンポラリーダンス表現の多様性に注目し、「笑い」に焦点を当てた4組の振付家が登場します。
笑いで繋がる寛容性を探求し、新たなダンスの可能性を提示します。

 

笠井瑞丈・伊藤千枝子『東京パレード』

 

パレードとは、祭事や祝い事・イベント時などに、見物人に見せるために屋外を行列で進むこと、またはその行列のこと。
東京の街は無限のパレード!24時間どこかで人々は行列を作り行進している。
喜び、悲しみ、怒り、それぞれの感情を抱えながら交差する人々。
無関心な現代社会の中で、人と人が出会うことは奇跡なのだ。
初めて出会う「わたし」と「あなた」、その奇跡を祝って二人のパレードを神楽坂で行う。
ゆっくり、ゆっくり、ゆっくりと。

 

笠井瑞丈

笠井叡に舞踏を、山崎広太にダンスを師事。98年よりソロ作品を開始。
多様なスタイルを取り入れた独自の世界観で注目され、国内外で活動。
平成20年度文化庁新進芸術家海外留学研修員としてニューヨークに1年間留学。
横浜ソロ×デュオ・コンペティション特別賞受賞、第12回日本ダンスフォーラム賞受賞など。

 

伊藤千枝子

明朗ダンサー・振付家。1989年に珍しいキノコ舞踊団を結成し、全作品を演出・振付。
2019年の解散後はフリーで活動。TVCM「アセロラ体操」、NHK「ドレミノテレビ」、
映画「波紋」、TVCM「湖池屋スコーン」など幅広く振付を手がける。
2023年に「立つのをやめるワーク」メソッドを完成し、全国でワークショップを開催。

 

笠井瑞丈 伊藤千枝子

 

望月崇博・竹内春香『シスター』

 

兄と妹の間に流れる時間、壁越しの会話、共有した音楽や思い出。
妹の結婚を前に生まれた、言葉にならない感情をテーマにした作品。

 

望月崇博

ダンスカンパニー「トップスター」主宰。SFロマンファンタジーダンスグループ「チーム鴨川」共同主宰。
筑波大学大学院で舞踊学を専攻。海外留学経験を経て、教育現場でもダンスを指導。
Nextream21奨励賞、セッションハウス奨励賞ほか受賞多数。帝京科学大学准教授。

 

竹内春香

幼少よりダンスを始め、高校時代はストリートダンス、大学でコンテンポラリーに出会う。
望月崇博、スズキ拓朗らの作品に出演。
横浜ダンスコレクション・コンペティションT奨励賞受賞。
2019年にユニット「YonayonA」を結成。

 

望月崇博 竹内春香

 

岡本優・北尾亘『アイコニック』

 

・初めて共演してから132,000時間以上
・共に立った舞台は30作以上
・夫婦となって1000日余り
・2人の共同製作デュオ、0作。
―まだ何も象徴するものがない2人が、神楽坂から“アイコニック”を探し始める。

 

岡本優

ダンス集団〈TABATHA〉主宰。クラシックバレエ出身。
横浜ダンスコレクション2019で在日フランス大使館賞など3冠受賞。
フランス滞在制作を経て、人と人の“もつれをほどく”時間を探求中。

 

北尾亘

ダンスカンパニー〈Baobab〉主宰。振付・出演・演出・教育など幅広く活動。
東京芸術劇場など大規模舞台にも携わり、ベッシー賞「OUTSTANDING PERFORMER部門」ノミネート。

 

岡本優 北尾亘

 

大西彩瑛・村井玲美・田花遥『1mmのポリシー』

 

たかが1mm、されど1mm。
側から見れば些細なことに過剰にこだわる人々。
そんな“1mmのこだわり”の中にこそ、宇宙のように広大な世界がある。
日常と空想を行き来しながら“クスッ”と笑える作品を創作中。

 

大西彩瑛

神奈川県出身。クラシックバレエを経て日本大学芸術学部でコンテンポラリーを学ぶ。
平原慎太郎主宰OrganWorks所属を経てフリーに。
MV・CM・演劇振付など幅広く活動。2024年発表の『またはギフト』で「セッションハウス・アワード2024」作品賞を受賞。

 

村井玲美

東京都出身。身長146cm。
幼少よりクラシックバレエを福田純子に師事。
日本女子体育大学舞踊学専攻を卒業。2016年よりOrganWorksの活動に参加。
主要な作品に出演するほか、ワークショップ事業やステージングのアシスタントを行う。2022年に同世代のダンサーと共に立ち上げたダンスカンパニー「BALA」としても活動する。

 

田花遥

神奈川県横浜市出身。
中学生の時にダンス部に入部し、ストリートダンスを始める。日本女子体育大学舞踊学専攻卒業後、コンテンポラリーダンスを中心にフリーで活動。究極のなで肩とストリートダンスで培ったキレの良さを活かしながら、リアリティを大切にしている。これまで太田ゆかり、鈴木ユキオ、中村蓉、大橋可也&ダンサーズ、熊谷拓明の振付作品に出演。近年「日常に潜む身近な奇妙さ」を大きなテーマにソロ作品を創っている。

大西彩瑛

村井玲美

田花遥

 

対話セッション
公演後に振付家やダンサーと直接対話できる機会を設け、作品への理解を深めてもらい、共感の場を今後に繋ぎます。

 

SNSでの広報
X、Instagram、Facebook等を活用し、公演の裏側やリハーサル風景を紹介し、ダンサーや作品に対する親近感を高めます。

 

オンライン配信 
公演のライブ配信や、アーカイブ映像の配信で、地理的に遠い場所からでも観劇できる機会を増やします。

 

スタッフ
照明:石関美穂/音響:上田道崇/舞台監督:鍋島峻介/美術:くに若尾
衣裳:原田松野/記録映像・配信:原綾香・鍋島峻介/記録写真:伊藤孝
宣伝デザイン:石関美穂/宣伝映像:秋元麻友子/制作:伊藤孝・鈴木加奈子

 

お問い合わせ・取材申込
セッションハウス
〒162-0805 東京都新宿区矢来町158
Web: https://session-house.net
Mail: info@session-house.netTEL: 03-3266-0461(担当:伊藤/鈴木)
ご掲載・ご取材をご検討いただけますと幸いです。文化の交差点・神楽坂から、世界と“繋がる”ダンスの風をお届けします。

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